★イベントレポート 人形劇「ピヨピヨさんぽ」と「ぶたぶたこぶた」2018年8月5日(日)開催

三浦様

当ホールの情報発信ボランティアによるレポートです。イベントの雰囲気や感想を発信する活動をしています。 

 8月5日の日曜日は、「ホールオープンデー」で、こども向けのイベントがめじろ押し。人形劇団ひとみ座の人形劇は、「さざなみホール」で開かれました。開演10分前に会場に入ったらびっくり! 

 ホールの中央には、大きな畳シートが敷かれていて、たくさんの親子がぎっしり座っているではありませんか! 屋外にいるようなシートに座って、こどももおとなもくだけた感じで、開演前からテンション高め。汗をふきふき開演を待ちました。

 ハンチングとつなぎの衣装で、2人の(妙齢の)お姉さん登場! 「なみぞう、だよ」「きんちゃん、です」と自己紹介。会場のみんなに年を聞くと、上は小学6年生から、下はなんと4ヶ月! 

 で、一つ目の『ピヨピヨさんぽ』の始まり。ひよこが、おかあさんにわとりから離れてさんぽ。犬に出会って、遊んでるうちに、犬とひよこの鳴き声が入れ替わって、ひよこが「ワン!」 次に、ねこが加わって、さらに声がこんがらがって、ひよこが「ニャー」、ねこが「ワン」、犬が「ピヨ」。こまって泣いてしまう1羽と2匹。でも、ひょんなことで自分の声が戻って、ひよこはお母さんと抱きあってめでたしめでたし。手につけたぬいぐるみの人形を、小さな舞台の上で、なみぞうさんが動かします。セリフは鳴き声だけ。きんちゃんは、木琴や笛で伴奏と、とってもシンプルな作り。小さなおともだちでも楽しめます。二つ目の前に、「どんぐりころころ」のふりつけを、会場のみんなで考えて、歌って踊りました。いやはや、こどもたちは実に元気だ。

 二つ目は『ぶたぶたこぶた』。棒に付けたこぶたの人形を二人あわせて7匹あやつります。登場人形は、あと、おおかみが一匹。「遊ぼ!」と近づいて、こぶたを食べようとするおおかみ。いつもあと一歩で失敗します。結局、一匹も食べられず、腹ぺこで倒れそうになるおおかみ。でも、最後にみんなでスイカを食べて満足。みんなおともだちになりました。おおかみがガブッとこぶたをかじったり、こぶたたちが大きな木に逃げ込んだり、ドタバタな動きにこどもたちは大受けでした。

 劇の後は、会場の全員に、小さなくつ下とピンポン玉2つが配られ、それを片手につけて、へびを作りました。その顔の手で全員参加の勝ち抜きジャンケン大会。さらに、会場を二つに分けて、へびの手(口?)渡しバトンリレー勝負! 大盛り上がりで、終わってみれば、予定時間を20分も過ぎていました。今年の夏を象徴するような、超あっついハイテンションの1時間半でしたね。

ボランティアライター 三浦俊哉